記念日の過ごし方

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昨日、7月7日(七夕)は結婚記念日だった。

私は葬儀社の娘として生まれ、

24時間 365日 仕事待機の家に育ちました。

忙しい両親のもと、自分の誕生日や様々な記念日を家族で祝うと言う事はできずに育ちました。

だからといって、ひねくれ者になったわけではないが、やっぱり友達が、プレゼントの話やサンタさんの話をする時羨ましかった事は否めません。

大人になり、家族を持ち母親となった私は、

記念日マニア=イベント化して大げさにしたがる、となったのも生い立ちから来ているかもしれないが、少し多めにみて欲しい。

いつか手に入れたかったものを、今なら自分で創りあげられる。

最高の喜びだ。

昨日の記念日は平日開催、

大それたことを家の中でするには、時間が足らなすぎる。

そんなことを娘と話していたら、次女が私ができない全てを担ってくれた。

家族ごとでの文化を継承することって、やっぱり親の日常の言葉、いわゆる言動に大きく左右されるんだなーって改めて思った。

だって、娘は私と同じ思いで記念日を扱ってくれたんだもの。

良い部分も悪い部分も継承されていく。

噂好きの親から噂好きの子

怒りっぽい親から怒りやすい子供

優しい思いやりのある人間性を受けて、子供も自然と人に対して思いやりを持つような子になる。

親を見れば分かる。ってよく聞くよね。

特に小さなうちは、すべてのお手本は1番近くにいる大きな大人=すなわちパパとママとなるわけだから、良い日常習慣も悪い日常習慣も、子供に大きく影響するだろう。

が、大人になると自分の経験を重ねあわせて、

反面教師と言う形で、自分の人生を再構築していくこともある。

私の理想としていた家族での記念日での過ごし方。

記念日とは、あえて『ありがとう』を多めに伝え合う日だと思っている。

その『ありがとう』を伝えやすくするために、いつもより少しゴージャスな食事やケーキや、デコレーションが最高の隠し味となる。

そして、時にはプレゼントとしてご褒美をいただく。

たくさんの『ありがとう』を言える子に育って欲しい。

『ありがとう』を言える子に育てば、『ありがとう』と言われる行動だって自然に、無意識に相手に向けられるようになるに違いない。

娘たちへ、ママは誰に対しても心優しい子になれると信じているから。

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この記事を書いた人

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加藤 京子

愛知県 稲沢市の葬儀社で生まれ3代目としてお葬儀の仕事に従事して25年になります。私が最も心がけているのは『皆様の生きるを応援すること』です。良いお葬儀とは何か?皆さまに寄り添いお手伝いしています。