コロナ時代のお葬式について考えてみました。

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 コロナの感染者、またまた増加してきて心配ですね。

お葬儀の現場はどうなっているのか?

と聞かれるのですが、もちろん変化が訪れています。

業界全体のガイドラインに基づき、衛生管理や安全管理を徹底することはもちろんの事。

これまで当たり前だった、お別れの形も当たり前ではなくなっています。

一番大きい変化は

『三密』

を避けるため、会場にお別れに来ていただける方に制限がかかったことです。

会場の中の限られたスペースには、今までのように自由にお別れの方にお声かけがいただけないのが現実です。

そこで、本来であれば、お通夜・告別式の儀式の中、

皆が一様に祭壇に向かい,お経に耳を傾けながら手を合わせていた時間を前倒しにすることとなりました。

いわゆる、儀式(セレモニー)としてのお別れと

故人様へのお別れというように

参列者の方々が、儀式に参加することがなくなってきたのです。

この大きな変化がこの先のコロナ終息の後に何を意味するのか?

お別れの形とは?

皆さんにとって大切な方を送り出すその時、最後までの時間をいったいどのように過ごしたいのか?

通夜・葬儀 告別式という儀式の役2時間のための打ち合わせに追われることなく、それまでの時間の過ごし方がもっと大切なのだと私は思うのです。

三密を避ける、こういった制限がかかった今だから、その中でできる最高のお別れの形に変化をしていくのかもしれない。

制限があるからこそ、本当に必要で大切なことが見直され残っていくのかもしれないと、今一度葬儀においての葬儀社の役割を深く深く考えるた日曜日の朝である。

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この記事を書いた人

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加藤 京子

愛知県 稲沢市の葬儀社で生まれ3代目としてお葬儀の仕事に従事して25年になります。私が最も心がけているのは『皆様の生きるを応援すること』です。良いお葬儀とは何か?皆さまに寄り添いお手伝いしています。