葬儀のトラブルを避ける唯一の方法

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 お葬式を迎えるその時

悲しみの中にいて、故人様と向き合う最後までの大切な時を

ストレスなく安らかなる気持ちで迎えたいのは誰しもが願うところ。

が、意外にそのシンプルで素直な想いに従って進まない事がある。

どんなことにストレスを感じるのか?その多くは親族間で起こるトラブルだ。

行動や根回しや、説得、説明で解決できるものならまだいい。

が、故人を中心に過ごしてきた時間の中で起こった 感情のもつれに関しては、

大切な人の死を目の前にしても消える事はないケースを様々見てきた。。

なぜなのか?はっきりとここで分かっているのは、その後片づけなければならない資産の引き継ぎ、相続が絡んでくるからだ。

望む形が違う(違って当たり前なのですが)のずれがそれぞれの言い分としてぶつかり合う。

お金の事を語るのは下品な事だと考える日本人の気質が、問題の本質を先延ばしにした結果、

いよいよ直面せざるをえなくなった、葬儀 相続の場面でトラブルに発展する。

私の友人である相続専門に扱うH野さんともこんな話になる。

葬儀で、重い空気感を一旦持ってしまった親族間のトラブルは必ずといっていいほど、相続争いに発展するよね。

これを防ぐ方法は実際にはそんなにはないのである。

防ぐ方法その1☛葬儀の事も、相続の事も事前にきちんと話し合いの場を持ち、ゴールを設定すること。(折り合いをつけること)これにつきる、、、、

葬儀社でも相続の専門家でもお手伝いはできても、

実際の方向性を決めるのは当人しかできないのである。 専門家は、それぞれの想い 意思を受けてそれを形にする役割にしかすぎない。

この問題は当人同士が腰を据え話し合うしか方法がないであろう。

もしくは、自分の代で稼いだ資産、受け築いた資産を全部 使ってしまう、

もしくは寄付をしてしまって残さないという方法。

この二つ目の方法、良い方法ではあるが現実的ではない。

なぜなら、親は子を思い、自分の築いてきたものを託し残したいと思うものだからである。

事前の準備の大切さはこういった事のためにも必要であると私は思う。

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この記事を書いた人

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加藤 京子

愛知県 稲沢市の葬儀社で生まれ3代目としてお葬儀の仕事に従事して25年になります。私が最も心がけているのは『皆様の生きるを応援すること』です。良いお葬儀とは何か?皆さまに寄り添いお手伝いしています。