三女の通っている園の入り口に、つばめが巣を作っている。
それに気付いたのはつい最近のこと。
よーくのぞいてみると、5匹の元気なつばめの子は口を
『ピーチク・バーチク』
とひっきりなしに動かせ、母の餌を待っているように見えました。
『つばめが巣を作ると縁起がいい 』説
は、意外にみんなよく知るところ。
なぜだろうか?と気になった。
つばめが好んで巣を作る場所は、人の通りが多いところとされている。
それは、人の動きが、つばめの敵であるヘビや他の鳥から守るためなのです。
だから樹木や草地につばめの巣を見つけることはなく、だいたいの場合、玄関先となるのです。
普段の生活をしているだけで、実はつばめの役に立っているってちょっと素敵だと思いませんか?
それが、最近は鳥の巣から落ちてくるフンに嫌がる人たちが意外に増え、つばめにとって
守り神だった人間までもが敵となってきたそうなのです。
そこで、今一度『つばめが巣を作ると縁起がいい』説についてお話してみたいと思います。
- 巣ができる場所はラッキーな場所
つばめは、基本、鬼門に巣を作らないとされています。ということは、風水的にも縁起がいい場所が選ばれているということになります。
- つばめは昔から、田んぼの害虫を食べてくれる役割、豊作を促す鳥として大切にされていました。豊作に関しては、秋にたくさんのお祭りがあるように、日本人にとっては、豊作⇒食うに困らない=幸せの象徴ともいえるのだと思います。
- 玄関をより縁起のいい場所にするフン
つばめの巣の下周りは、当然 フンが散らばり定期的な清掃が必要とされます。
一番目に書いたように、風水の観点からみると玄関が常に清潔で美しく保たれることで、玄関から良い気を入れるということになるのです。
どうでしょうか?
つばめ巣と私たち
つばめは基本的に、一夫一妻のようでして 巣作りから 子供たちの巣立ちまで共同して行います。
メスが餌をとりに出かける時は、オスが変わって卵を抱くそうです。そうやってかわるがわるに卵を抱き育てるのだそうです。
園の玄関には、五匹のつばめの雛たちが元気に巣立ちを迎えようとしています。
もし、私の家の玄関に巣を構えてくれたら
『一緒にね』って、言える私になりました。
つばめの話は、ご近所のおじいちゃんに聞いた話です。
動物学的な見解はよくわかりませんが、
私はこのおじいちゃんの話を大切にしようと思っています。そして子供たちにも伝えようと思います。