私たちが残していけるものとは何でしょう?

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数々のお葬式に立ち合い、多くの人を送るお手伝いをするのが私の仕事、

この仕事は私の友人たちにとっては、とてもレアで想像がしにくいものである。

多くの友人はこんな質問を私に投げかけます。

『どんなわがままな人も、どんな厄介だった人も最後には善人になって、この世を去るものなの?』

実際のところ、それぞれの家族の立場でなければその答えは正確には分かりません。

が、全ては『時間薬』という 時の流れ の偉大な力と、

人間の素晴らしい能力

『かつてあった、その時は望ましくない出来事でさえ自分の見たいように、

感じたいように書き換える力』

によって、その人との出来事が良き思い出となっていくように感じています。

私たちは、自分を物質として残すことはできませんが、

見えないもの 

それぞれの心に『新しい記憶として』残っていくことはできるのです。

『時間』と『記憶』という二つの偉大な力によっても、

それまでどのように生きたかが変わるはずはなく、

その人の生き様によって、

生きてきた間に与え続けてきた周りへの影響を人は基本として、その人を語るというのが実際なところでしょう。

ある人はこう言いました。

『わがままだったけど、彼なりの信念があって基本的には相手を思いやるところからこその行動だったのよね。』

またある人は、こう語りました。

『頑固で融通が利かない人だったわね、でもその職人気質が故、出会ったお客様とは生涯にわたってお付き合いがあったんだろうね』

これは、残された人たちが自分の中で組み立てていく記憶である。

それを残された人による新しい記憶に依存することなく、自分で創りあげる自分のエンディングを意識してみませんか?

私がぜひ皆さんにもお伝えしたいのは、

私のバイブル『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー著

第2の習慣にある

「終わりを思い描くことから始める」

ミッション・ステートメントのつくり方の部分にある、

自分のお葬式を想像して、参列者の記憶にどのように残りたいのかを考えようというアドバイスである。

自分の生き方は自分で決めることが出来ること、

そして変えることもできる。

あなたは、どんな終わりを描いていますか?

そのためにどう生きますか?

そして今日のこの日をどう生きますか?

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“結んだこころ”に寄り添う葬儀を。稲沢市・一宮市・清須市のの【かとう】セルカホールです。

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この記事を書いた人

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加藤 京子

愛知県 稲沢市の葬儀社で生まれ3代目としてお葬儀の仕事に従事して25年になります。私が最も心がけているのは『皆様の生きるを応援すること』です。良いお葬儀とは何か?皆さまに寄り添いお手伝いしています。