「長寿」は本当に幸せなのか?人生100年を幸せに生きるためのコツをお話しします。

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終活という言葉もいよいよ皆さまにとって馴染みの言葉になってきたこの頃、就活セミナーを開催していて感じる違和感をここで少しお伝えしようと思います。

そもそも葬儀社の就活セミナーに来るなんて、縁起でもないと考える人もいらしゃるのかもしれませんが、始まる時は皆緊張感からなのかとても静かに過ごしているのですが、時間の経過とともにほとんどの場合がお茶会に近い和やかな雰囲気となっていきます。

それぞれの動機は同じではなくても、皆一様に「死」を意識した瞬間(自分の死、もしくは大切な誰かの死)があってこういったセミナーに参加しているわけですからそれは緊張感に包まれていても不思議ではないですよね。

それぞれの解決したい問題も様々ですし、お葬儀のことだけに留まらず家族との関わりありであったり、死後のお墓のことであったり幅広い悩みを抱えておられます。

実際にそれぞれの問題となっていることの解決のための情報やヒントをお伝えしていくのが私の就活セミナーのスタイルです。

こちらが情報をお伝えするというよりは、それぞれか抱える悩みを紐解きながらあっちにいったりこっちにいったりしながら進んでいきます。 ほとんどの場合は、誰かの悩みは自分の悩みと同じであったり、聞きたかったけど聞けなかったということもあり最初の緊張は質問と共に緩和されていきます。

悩みの種類は皆違っても根底にあるのは皆さんほとんど同じ。 長生きする人生が人の手を煩わせるものでありたくない、出来るだけ健康に近い形で人生を全うしたい、この声につきます。

ということは、皆長生きをしたいわけではないのです。

健康でありたいと願っているのです。

健康であるがそれぞれの悩みであるとこの「健康」というのはお金やある日の努力で手に入るものではないことがわかることでしょう。

それでいて、皆日々の健康 私の言う健康は心と体の両方のことです、が意外にそこを置き去りにする方が多いのです。

ですから、私が皆様にお伝えしたいのは終活を意識した人すべてに「健康」であり続けることの道のりを大切にしていただくことにつきます。

健康のためにできることの一番は、井戸端会議だとお伝えします。

人との触れ合いや情報交換は運動よりも簡単にできる健康になる鍵。まずは自分の話を聞いてくれる友人や知人の存在を大切にしましょう。

これに尽きます。ひとりで生きていくことも必要な時代において、時に必要な家族より質の高い友人が生きていく人生を手助けすると私は信じているのです。

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この記事を書いた人

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加藤 京子

愛知県 稲沢市の葬儀社で生まれ3代目としてお葬儀の仕事に従事して25年になります。私が最も心がけているのは『皆様の生きるを応援すること』です。良いお葬儀とは何か?皆さまに寄り添いお手伝いしています。