朝のラッシュアワーに人生をゴールを見た

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4月から三女が小学校1年生となった。地元ではない小学校を選択したため朝のラッシュアワー、通勤・通学の忙しい空間を避ける事はできなく特に背丈が小さい我が子が一人単独で通学することが難しいと判断し、慣れるまで手を引き毎日一緒に通学することにした。

朝の電車、駅の構内、目の前に広がる景色はほとんど変わることはない。皆だいたい同じ時間の電車にのりほぼ同じ時間に同じ道を歩く。

blue and gray train station

家から学校までの経路に乗り換えが3回、乗り換えは小さな子供にとっては一苦労である。

特に、地下鉄から地下鉄といった同じ電車の乗り換えではない最初の電車から地下鉄への乗り換えは歩く距離も人の多さも半端ない。

子供の引き、エスカレーターをおり改札口に向かう。朝の通勤時は誰もが誰のことも気になんかしていない。皆一様にスマホを片手に、イヤフォンから流れる音楽?を聞きながらひたすら前へ前へと急ぎ足である。

流れは一つの川のように乱すことなく一気に進んでいく。

body of water between trees under cloudy sky

私と子供は自分たちの路線のため、そのまっすぐに流れる人の川を斜めに横断して目的の乗り場に行かなくてはならない場面がある。

大きな人の流れに逆らって目的地に向かうのはとっても大変である。そしてこの斜め進行はとてもストレスである。

ある日ふとこれって何となく自分の生きる道にも似ているな、と気が付いた。

本当だったら人の波に紛れて押し出されるように進んでいけば楽なはず、

でも、私たちの目的地はそちらの方向ではない、力を振り絞って、周りにぶつからない足取りに上手く斜めに道を横切り目的地に向かう。

子供のため(親としては子供に遅刻させるわけにはいかない)にしっかりと手を握りナビゲートして、なんとしても無事に目的地に向かわなくてはならない。

本当に生きたい場所があるならば、与えられる負荷も、周りのプレッシャーも跳ね除ける。

さらには、そのゴールが誰かのためなら心は折れにくいものだ。

そうなんだ、目的地がはっきりしていてそこにいくこと。それを自らがしっかりと知っていることが大前提なのだ。

私の目指す道、今日も子供の手を引きながらその場所にたどりついた自分を想像し悦に入っている。

text

皆さんは、5年後10年後の自分はどんな自分であると想像していますか?

This is who I am

そこに行きつくための今日を生きていますか?

train rail surround by trees

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加藤 京子

愛知県 稲沢市の葬儀社で生まれ3代目としてお葬儀の仕事に従事して25年になります。私が最も心がけているのは『皆様の生きるを応援すること』です。良いお葬儀とは何か?皆さまに寄り添いお手伝いしています。