このフレーズよく聞くけれど、改めて聞くと偉く大層な言葉ではありませんか?
髪は女の命は,日本だけじゃない
女性の髪を大切に思っている国は日本だけではありませんよね。娘が留学先として選んでいるマレーシアでも、マレー系の女性は、
「髪は女の命です。だから特別な人にしか見せることはない。スカーフ(ジルバブ、ヒジャブ)というターバンのような布で髪全体を隠し生活をしています。特別な誰か、以外の男性の情欲をむやみに刺激しないようにという意味もあるらしいです。
ここから分かることは、髪は女性らしさの象徴であり、魅力的な部分の一部であるということですね。
髪は健康のバロメータ
私の仲の良い友人が美容師でいます。彼女曰く、顔色でその人の状態が見えるように、髪の状態でその人の健康状態がよくわかるといっています。
髪を触っただけでその人の健康が分かるの?
私たちは、毎日食事から得た栄養を体を動かしてもらうために使います。最初に、心臓や脳、神経といった『生きる』ために必要で大切な器官から取り込んでいきます。
そのため、『生きる』体を動かすことに遠い、髪や爪に栄養が回ってくるのは最後の方となります。
ということで、髪が健康であればその人の健康状態は良いという理屈になるのですね。
また、ストレスにより髪が弱る、もしくは脱毛症状を起こすということもよく聞く話。いわゆる五円玉はげと言われているような症状です。
心の健康も、髪に大きな影響を与えるものであることが分かります。
女性の髪に対する想いは死ぬ間際まで
お葬儀をご依頼いただく方とお話をするなかで、良くこんな事を聞くことがあります。
つい先日、美容院に行って髪を整えたのよ。まるで旅立つことを予想していたみたいにね。
ここ数年は、ボケが進んでた母だけど、美容院に行くことだけは忘れないでいるんだよね。
髪が生き方を左右する
髪が健康で艶々していれば、実年齢よりも5歳も10歳も若く見えると思います。
そして、 『年齢よりも若く見えますね』の賞賛の言葉は、その人の行動そのものを変化させ、気持ちを若くすることだってある。
また、髪型を変えることは、気分転換やなりたい自分のイメージに近づける近道にもなるでしょう。髪型を変えると立ち居振る舞いも自然と変わることもあります。
命のように扱われる髪、愛おしい自分のパーツとして正しいメインテナンスをしてみませんか?