『親を尊敬』日本は最低の37%
国立青少年教育振興機構が、調査で日米中韓各国の高校生親子関係に関する調査を見た。
『親を尊敬しているか?』との質問に、『とてもそう思う』と回答した日本人生徒の割合は、37.1%で4か国の中で最低だったそうです。ちなみに、最も、尊敬度が高いのがアメリカで、70.9%、次に中国の50.7%、韓国は44.6%であった。
同機構の分析では、『明確な縦の親子関係が薄れ、友だちのような横の関係に変わりつつあるのでは?』とされていた。
親になってみてわかること
私が、育っていく過程で、同じ質問をされたらどうだったのだろうか?『尊敬する人』に『親です』と言えたのだろうか?私の両親はとても働き者で、私たち子供(3人)に平等に教育を与えるために、たくさんの努力をしてくれてのだと思う。しかし、幼い頃から、家にいる事の少なかった両親、家族そろって何かをすることなどできない現状に不満だった気持ちが強かったと思う。
その後初めて親の偉大に気が付いたのは、学生となって親元から離れた時だと思う。
経済的には全く自立していない状態だったが、それでも自分でしなくてはならないことがそれまでよりも格段に増えたこと。問題が起こった時、すぐに解決してくれる誰かがいないことがその大きな気づきになったと記憶している。
それから、自らも3人の母親となった今、親が私にしてくれたことを同じように自分の子供たちにできるのか?そんな想像をするとまさしく『尊敬の念』しかない。
親を超えること
お葬式で、様々なご遺族にお話しをうかがう時、ほとんどの場合が、親からもらったたくさんのものたち。それまでのかけてもらった愛情と時間を中心に思い出が語られる。
時に、子は親を越して多きな成功を収めているときもある。経済的な余裕がある場合であっても、なかなか親を超えるという感覚になっている人は少ないように感じる。
幼い時に気づくことができなくても、自らが歩む人生の節目やターニングポイントなど、生きていく間にはたくさんの『尊敬』に出会う機会は山ほどあるはずです。
孝行のしたいとき親はなし
親の心がわかるような年になって親孝行したいと思っても、もう親はいない可能性があるということ。伝えられる今、してあげられる今、その終わりの日など誰にも分らないから、、、
『親孝行できなかった』と後悔することのないように今を生きていこう。
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