この本売れているらしい
この本、世界17国で出版されていて、Amazon.com29週連続20位以内にランクイン!の帯はインパクトある。
そしてこれ!原書のタイトル
FNFU*K YOURSELF
FNFU*K YOURSELF どうどうのFワード。流石アメリカですね。
Get out of your head and into your life
直訳すると、~を脳裏〔頭の中〕から消す、~のことを考えない
あなたの人生に入る。
となる。
結局のところ、頭の中でつべこべ言い訳をしているのをやめて行動を起こすことを言っているのだろうか?とまずは推察。
本を手に入れる時、何がきっかけになりますか?
私の場合は主に、3つくらいのパターンがあります。
その1.人から薦められた、その薦めてくれた人の生き方が自分にとって憧れだったり推奨できる場合
その2.レコードやCDのジャケ買いのようにタイトルや表紙のインパクトにやられてしまった時
その3.目次をペラペラめくり興味を惹かれた場合
今回は、このうちの2つだった。
表紙タイトルのインパクトと目次第9章がそれだ。
第九章
次はどこへ?
死ぬ前に何を後悔するのだろう?
シンクロニシティ
本を手にした私は、第9章をまず開いてみた。
そこでこの言葉に出会った。
本文抜粋
シンプルな話だ。自分の内面を成長させたいなら、外の世界で行動すればいい、
頭の中を跳び出して、
人生に飛び込もう。
タイトルに心惹かれた時、すでにこの第9章につながっていたのだ。こういった偶然の産物にえらく感動する私は、この本を大切に読んでみよう、そして子供たちにも薦めてみようと決意した。実際には、まだ読んでいないのです。ごめんなさい。
死ぬ前に後悔するなんて誰だって嫌に決まっている
この本だけでなく、多くの人も言っている。
死ぬ前に何を後悔するだろう?
終活セミナーでよくお話しする内容の一つに、こんなストーリーがあります。
あなたは、ベットに横たわり眠っています。ただ今まで出来ていたように息を吸ったり吐いたりすることはもうできません。
うそでしょ?まだこんなにもしたいこと残っているのに。私死んでるの?
自分が死んだことを、もう一人の自分が上から眺めている。
こんな後悔に見舞われるのは、自分が思ったように結果を得られなかったからじゃない。大金もちにならなかったことでも、大成功しなかったことでもない。
やろうやろうと口癖のように言っていた自分。それなのに、自らを甘やかし、いいわけし、行動を据え置いた結果もう明日を迎えることはもうないんだ、と受け入れるしかなくなったことなんだろう。
こう話してきた私の思いと再びシンクロするように第9章は綴られているようです。
終活セミナーを開催する目的の一つは、これまの人生の棚卸をして、自分のやり残したこと、したかったことに目を向け、行動という積み重ね、小さくても確実な一歩とともに前に進んでいく、そんなきっかけづくりとなることでもあります。
人間ですから、いつも前を向いてばかりはいられません。
ではどうする?
休憩が必要な時があったら、意志をもってお休みをする。
意識して、何もしないと選択をする。
結局はどんな自分の選択も、納得して許していければいいのだと私は思うのです。
あなたはまさに今していることだ。
これからするつもりだと言っていることではない。
-カール・ユング(スイスの精神科医、心理学者)