2021年1月1日 明けましておめでとうございます。
今年はコロナの影響もあって、初詣に参拝するのも気を遣うわけですが、受験生を抱えていた我が家では、子供の鞄についていた御守りやお札を返納するため歩いて神社に向かいました。
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雪がちらつき寒い朝ではありましたが、何とか歩いて自宅から神社までを往復してまいりました。
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喪中の期間は控えた方がいいことがあるってきいたけれど、初詣の参拝はやめた方がいいですか?
とのご質問がありました。
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①喪中の期間は初詣をしてはいけない
②喪中の期間であっても、忌中期間でなければ初詣をしていもいい
③喪中の期間であってもお寺へのお参りはしてもよい
④喪中の期間であってもお寺の初詣はなるべっく控えお墓参りにしておいた方がよい
このように様々な説がありますが、どれが間違っているのか?正しいのかは尋ねる人にもよってまちまちだと言えます。
神社やお寺によって考え方に違いがありますし、地域性や家族によっても考え方が同じではないのも答えが様々な要因の一つとなります。
この期間は、様々なお祝い事などを慎む期間とされてきました。
忌中とは、一般的に49日までのことを指します。この期間は、故人の死を悼み、その魂を鎮める期間であるとされています。
喪中期間よりもより深く、それぞれの生活を律する期間と考えられてきました。
初詣は、
『おめでたいこと』です。ですから、喪中・忌中のご家族には相応しくないと考えられてきました。
また、神道においては、死は穢れととらえられているため、その期間のお参りはよろしくないとされています。
しかし、現在は各家族の自由采配である程度決められるようになってきました。
大切な人との別れを経験し、その後の自分の行動をどのように考えるのかに答えはありません。
しかし、この期間の行動に関しては通常よりは慎重であることそのものが、大切な人との関わりを深く見つめなおすことに繋がるのだと私は思います。
日本人はこのように節目節目を大切に丁寧に生きてきた歴史があります。
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コロナの時期のお正月でなかなか通常のような行動が出来ない世の中になっていますが、気持ちだけは豊かでありますようにと願っています。