家紋って何?
祖先からそれぞれの家に伝わる紋章です。会社で言うとロゴに当たるのがそれ!
戦前は、「家制度」が存在していたため、正装=家紋入りの紋付袴でした。もちろん、着物や羽織、仏壇など様々なものに家紋が記されていました。
今では着物(喪服)でも貸衣装という手軽さを求める方も増え、そもそも結婚式だから、お葬式だからといって着物を着る方も減ってしまいそれぞれの家の家紋が何か?を知らない方も増えているように思われます。
さて、(株)かとうのロゴマークの原点となったものは家紋であること、意外に説明する機会がありませんでした。
ところが、
最近、断捨離を続けているおかげで家の様々なモノ、家具の配置換えをする機会に恵まれているのですが、その際に飾り直した額「我が家の家紋」 どの家庭にもないオリジナルの家紋をFacebookにUPしてみたら、意外に皆さまからの反応がありました。ということで少しそのことに触れてみようと思います。
私は、加藤家の長女として誕生
夫は、細川家の長男として誕生
タイムリーにも夫婦別姓を議論されているこのご時世ではありますが、現状として一つの性しか選択することのできない日本人の私たちは、屋号に ”かとう”があるとう理由だけで加藤を選択したのでした。
それでは、細川のルーツはどうなるのか?と変なところに歴史を重んじる私、何とかして夫のルーツを形に出来ないのか?
当時、私の良きアドバイザーであった女性(いつも枠に捕らわれない発想で私を驚かせてくれる美しい方です)
がくれたアドバイスがきっかけとなり、細川と加藤の家紋を合体させるという手段に出たのです。
細川☛九曜星
真ん中の大きな丸は太陽、その周りを囲っている小さな丸は星をあらわしているようだ。
加藤☛下り藤
鬼滅の刃でも出てくる下り藤、下り藤の家紋は鬼を寄せ付けないでしたかね???実際には、藤の花が垂れ下がる様子をそのまま家紋にしたもの
この二つの家紋をもとに新しい家紋を創り上げるという壮大なドラマ、このドラマに力を貸してくださったのは
そして出来上がった家紋がこちら!
素敵に仕上がりました。
シンプルな九曜星と藤の柔らかさが合体。
古典的な美しい仕上がりにとっても満足な私たち!
そしてこの機会を経て、会社のロゴも変更する決断をしました。。
そして、こちらにも描かれています。
ちなみにこの凧は何なのか?
浜松まつりに祝い凧を上げた時の記念のもの。浜松の人間でもない私たちが、あるご縁から地元の人々と混ざって参加をさせていただいた貴重な体験でした。
ないものは創り出してしまえばいい!
歴史の流れに逆らっているのか?そうでないのか?賛否はあることでしょう。しかし、大切な想いはそこにきちんと置きながら進化していくこと。それが私の求める生き方であります。
コロナの時代となり、大切な方、ご縁合った方とのお別れも簡単ではなくなった今の世の中、
どんな風に進化をしていくのか?
お葬式はいったいどのように変わりながら進化していくのだろうか?
変わりゆく流れの中で日々考えること、
お葬式はいったい誰のためのものなのか?
故人?
ご遺族?
ご縁あった人?
今日もそこに戻りながら空想に更けている私です。
このような新しい家紋の作成、もしくは今ある家紋を改めて額に入れて飾りたいなど、ご興味のある方はお知らせくださいね!