『風の谷のナウシカ』見るたびに違った映画に映る、そして感動が増えていく

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COVID-19の影響で、映画館は旧作をどんどんと上映している。

映画を見る予定などは全くなかったのだが、お買い物時に映画館の横を通った時

『風の谷のナウシカ』のポスターが目に入った。

この映画昔見たけど、意味が分からないんだよね。だからもう一回見てみたいと思っているんだけどねー。と私、娘N 私は、確かママと見たけど大きな虫が怖かったおもいでしかないんだよねー。

しばらくたったある日、

娘N:あれ見に行こうよ。

私:あれって何? この時点でナウシカのことなどすっかり忘れてしまっていた。

娘N:ママ 観たいって言ってたやつだよ。

私:ブラックパンサー??? この時点でもまだピンとこない

娘N:違うってばー。娘はナウシカの名前を思い出せない。

   だから、ポスターのやつだよ。

私:あー、ナウシカね。

娘N:お姉ちゃんも行くかな?!

ということで、3人で仲良く『風の谷のナウシカ』を観に行くことにしました。

この時期の映画館、人はほとんどいない。私たち以外に観客は2名ほど、、、

貸し切り状態の広い映画館。

ものすごい前の席を取り 並んだ(コロナ対策のため、バラバラに席を取ってくれるのだが、私たちは家族なので仲良く三人が並んで座った。

1時間57分のストーリー

終わった後の私たちは、

私:『すごいね。こんなに壮大な話だって 前観た時は思わなかった』

   ※1984年3月11日クランクアップされた作品のようだ。

それはすなわち35年前のこと。すごすぎる。

娘N:『人間って愚かだね。っていうか。

日本人ってすごいね。こんな作品が創れるんだもん。この壮大な想像力ってすごいね。

   日本ってこういった繊細ですごいこといっぱいあるのに、自分たちで気が付いてい

ないんだよね。海外から見ると意外に評価されているんだけど・・・・。ねっ。

娘K:最初はあんまりな?!って思ったけど、良かったよね。   

   でも、もう一回、観たいって 正直に思えないな・・・・。

娘N:そう?私は時間 置いたらまた見てみたいな。

私も、最初に観た時は今日のような気持にはなっていなかった。感動にさえ程遠い場所でこの作品を評価していた。

が、今回はとにかく小さな一つ一つのディーテールが心に刺さる感じだった。

言い出したらキリがないが、

ナウシカの相棒 『テト』

ナウシカとの出会い。

まだテトと名前をもらう前の一匹のキツネリスは、威嚇してナウシカに噛みつく。

噛みつかれた指から血が出ていても、

痛くても 

相手が信頼をして安心と安全を感じてもらうまでゆっくりと待つ。

ナウシカは、人間と人間以外という区別はもともと持っていない。

生物そのものをすべて同じ存在として受け入れており、どの命も同じように扱うことができる

特別な不思議な 女の子 なのだ。

ナウシカに憧れない人なんていないだろう。

ナウシカが、怒りに支配されそうになった時、身をもって教えてくれた『ジル』

ここで、ナウシカは自分自身が感情の奴隷になっていることの怖さを知る。

語りだしたらキリがない。

ナウシカを観た人も、まだ観たことがない人も一度は見てみるといい。

きっと、それぞれが想うことは同じではないはず。

娘K:でもさーナウシカは、

周りの人がいることでナウシカとして成り立っているんだからさー。

 ヒーロって結局は一人で慣れるもんじゃないんじゃない?!

夕飯の囲みながら、ナウシカの話を映画に行けなかった、夫と三女にしていた 娘はそんなことを言った。

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加藤 京子

愛知県 稲沢市の葬儀社で生まれ3代目としてお葬儀の仕事に従事して25年になります。私が最も心がけているのは『皆様の生きるを応援すること』です。良いお葬儀とは何か?皆さまに寄り添いお手伝いしています。